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ARIA
とても好きな話です。
ARIA、漫画なんですけどね。
薦められた時に「毒にも薬にもならない漫画」と言われ、
どんな内容だ?と読み始めたら、一気に作品の虜になってしまった。
確かに、壮大な冒険があるわけでもないし、
恋愛ですったもんだあるわけじゃない。
移住プロジェクトが進んだ火星。
水の星として新たに「アクア」と呼ばれるようになった火星に
主人公の水無灯里が降り立つ所から話は始まります。
彼女はウンディーネと呼ばれる水先案内人になるために、
地球から単身火星へと旅立ったのです。
ウンディーネというのは…そうですね。
ヴェネツィアのゴンドリエーレの事です。
現代の漕ぎ手は男性のみですが、アクアでは女性の仕事。
しかも花形の職業。
一流の漕ぎ手には「プリマ」の称号が与えられます。
灯里ちゃんは、その「プリマ」を目指して日々練習します。
その中で知り合った人の話や友達との話。
彼女たちの日常が主に描かれている漫画です。
薦めてくれた人は悪気があってあんな風に言ったのではありません。
日常の中に色々な発見があり、少しずつ成長している姿に大きな変化は無いかもしれないけれど、ちゃんと前に進んでいて…。
毒にもならないけど、薬にもならない。
優しい人(キャラクター)たちの心と、
アクアの風を画面から感じる事が出来ると思います。
読み終わった後に心が温まるというのかな。
まぁ、最終巻は「ふわふわ」「ほわほわ」雰囲気から一変しますが(笑)
自分も、ARIAの様な雰囲気を残せる話が書けたらいいな、と思います。
もっとも、ARIAの様に柔らかい話ばかりは書けませんが…。
言葉から風や音、情景が伝わるよう努力したいと思います。
さぁ、頑張りましょう。
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